日本分布 北海道,本州,四国、海外分布:中国東部、朝鮮半島、発生:春1化、食草:ムラサキケマン・ヤマエンゴサクなど、出現時期:5月、越冬態:卵
–
翅は半透明で、花に静止すると花が透けて見えて美しい。本種は一見シロチョウの仲間に見えるが、れっきとしたアゲハで、ウスバアゲハとも呼ばれている。翅の黒紋の大きさには棲息地域で異なり、著しい黒花型は新潟県や福島県の会津地方に多く、反対に完全白化型は青森県の一部で認められる。本種は近年個体数が増えているようで、山梨県内では、以前は見られなかった富士山周辺にも普通に見かけるようようになった。