国内分布:本州(東北南部以南),四国,九州,南西諸島
国外分布:インド、ヒマラヤ山脈、東南アジアと周辺の島嶼、中国、台湾
発生時期:4-10月、年2化
幼虫食樹:カラスザンショウなどのミカン科
越冬形態:蛹
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本種の夏型メスは日本で一番大きいチョウで、飛ぶ姿は貫禄十分である。南方系の種のようで、甲府市周辺では時折見かけるもののその数は多くない。県南部(南部町、富沢町)から静岡県富士宮市にかけては、秋にヒガンバナ、キバナノコスモス、クサギの花などに訪花する姿を見ることができる。幼少時を過ごした神奈川の海辺では、江ノ島や鎌倉にその姿を見かけ、子供心に憧れの蝶であった。