「ナガサキアゲハ」はシーボルトが長崎で最初に採集したことに由来
国内分布:南方系のアゲハチョウで、1940年代までは山口県西部や愛媛県が北限でしたが、1950年代には広島県と徳島県にも出現し、さらに1980年代には大阪府北部の箕面市などでも観察された。近年はさらに北上して、関東地方でも普通に確認されるようになった(宮城県や福島県も記録あり)。本種は温暖化の指標種
国外分布:東南アジアの熱帯・亜熱帯地域
成虫出現:4月ー10月、3-6回
幼虫食樹:ミカン、カラタチなど
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山梨県南部では彼岸花の時期に訪れると、多くの個体が観察できるようになった。甲府市内でも時に見ることがあり、驚いたのは諏訪湖の諏訪大社の境内で飛翔する本種のメスを見かけたことだ。白紋が大きなメスはとても美しく、フォトジェニックだ。