国内分布:東北地方以南(北海道にはいない)、太平洋岸の北限は船越半島、日本海側の北限は青森県深浦町
国外分布:東アジア、東南アジア、オーストラリア北部の広い範囲
成虫出現期:5-10月。年3-4回発生する。
幼虫食草:クスノキ科植物(クスノキ、タブノキ、シロダモ、ヤブニッケイなど)
越冬態:蛹、蛹はクスノキの葉を似せた形で、幹ではなく葉に蛹を形成する
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翅斑は雌雄ともによく似ているため、雌雄の同定は生殖器で判断。複眼がよく発達していて、昆虫の中では最も多くの色を識別できるとされている。飛び方は敏捷で飛翔力が高く、樹木や花のまわりをめまぐるしく飛び回っていることが多い。東南アジアではしばしば雄が水辺に吸水集団を形成するが、日本国内ではそんな集団は見ることが少ないようだ。