国内分布:北海道(産地は極限:札幌市、小樽市など))、本州、四國、九州
国外分布:朝鮮半島、中国東北部、ベトナム、台湾(北部)
成虫出現:6月下旬から
幼虫食草:エノキ、エゾエノキ
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北海道から東北地方の個体は翅表の明色斑や裏面が黄色く、小型。西日本各地の個体は一般に大型で、翅表明色斑が白色に近く、かつ裏面が白から淡い緑色の個体も多い。九州産は翅表明色斑が縮小し、一見して黒っぽい印象を与える。後翅裏面が白い(白色型)と黄色い(黄色型)がある。九州はほとんど白色型で、関東から東北部では黄色型が多く、白色型は少ない。スギタニ型 f. sugitani は後翅表肛角部の赤門を含めて、翅表の斑紋が全部白色になる。