体長:♂:6.0mm~8.0mm ♀:8.0mm~9.0mm
分布:関西以北の地域に広く生息しているが、生息場所は砂州があり、上流域のブナなどの流木が多く打ち上げられた広い河川域に限定されている。地域によっては絶滅もしくは絶滅危惧種扱いになっている。
山形県 準絶滅危惧種(NT)、埼玉県 情報不足(DD)、福井県 要注目、長野県 絶滅危惧Ⅱ類(VU)、三重県 絶滅危惧IB類、京都府 絶滅寸前種、兵庫県 要調査、奈良県 注目種
クワガタと名前がついているが、大顎が全く発達せず、一見ただのコガネムシのように見える(実際に以前はコブスジコガネ科に分類されていたこともある)。全身褐色でツヤが無く、背面には金色の毛が密生し、全体としては灰茶色っぽく見える。前胸背板と上翅の側縁はギザギザの鋸歯状。メスはオスに比較してやや大型で、黒っぽい。マグソクワガタの幼虫はクワガタの幼虫の形をしている。