分布 : 北海道、利尻島、本州、伊豆諸島(大島、新島)、四国、九州;千島列島、樺太
寄生植物: ヤマナラシ、シラカンバ、ヤシャブシ類、ハンノキ類、カキ
平地~山地に生息し、ハンノキ類・ヤシャブシ類・シラカンバ等の生木に集まり、枝や葉脈を後食する。産卵はそれらの樹幹に行われ、この時に縦長の特徴的な産卵痕を残すので、本種を探す手掛かりとなる。比較的若い木を好み、高さが2メートルにも満たないような幼木にいる事もある。夕方、ハンノキ周辺を活発に飛翔し、灯りに飛来する事もある。山梨県では昇仙峡のヒメヤシャブシの林で多く見られたが、数年で姿を消した。